今日は「美容サロン店舗を始めるときに気を付けたこと」をお話ししようと思います
店舗経営は、一言では語りきれないほど奥が深く、そして判断ミスが命取りになる世界
でも、しっかり準備をしていけば、想像以上のやりがいや達成感を味わうこともできます
私がこれまでの経験から「これは最初に押さえておくべき」と思うポイントを、いくつかご紹介します
住んでいる場所から近いこと
これは本当に大事です
何かあったときに、すぐ駆けつけられる距離であるかどうか
これはお店を長く続ける上で大きな安心材料になります
例えば──
• スタッフのトラブル
• 急な予約変更やお客様対応
• 設備の不具合やトラブル
• お店の前にゴミが捨てられていた…なんてことも
いいことも悪いことも、早く対応することで信頼につながります
逆に対応が遅れると、お客様の印象やお店の評判に大きく関わってしまう
距離の近さは、経営者としての動きやすさそのものです
土地(地域)の「家賃」と「スーパーの値段」をリサーチする
これはかなり現実的なポイントです
物価は、その地域に住んでいる人々の“生活水準”をよく表しています
特にチェックするのはこの2つ
• 家賃相場
• スーパーでの食材や日用品の価格
これらは、実はその地域の「平均年収」を推測するヒントになります
そして年収は、お客様が「どんな価格なら買うか」「どのくらいの頻度で通えるか」に直結します
大手の企業は、出店の前にそのエリアを徹底的に調査します
なので、私たち個人店でも、「物販の価格帯」「メニュー単価」「内装の雰囲気」を決める前に、同じくらいリサーチする価値があります
リッチな地域には高級志向を
庶民的な街には、通いやすい価格帯や親しみやすいサービスを
地域性を読む力が、そのまま売上につながるのです
損益分岐点とリピート客の見込みをシビアに計算する
お店を始めたばかりの時にありがちなのが「なんとかなる精神」
でも、数字は嘘をつきません
まず最初にやることは──
• 絶対に必要な経費を計算する(例:家賃・光熱費・通信費・材料費など)
• そこに広告費や必要経費を足して、月にいくら売上が必要かを割り出す
• これが「損益分岐点」です
さらに大切なのが「リピート率」の見込み
新規集客だけでは、安定した売上は見込めません
売上の80%は、リピートから生まれる
だからこそ、以下のような視点が必要になります:
• どのくらいの頻度で通ってもらえるメニュー構成にするか
• リピートにつながる導線はあるか(次回予約・DM・フォローアップ)
• 満足度の高いサービスを安定して提供できるか
私は、開業当初は「1年はゼロからのスタート」と見込んで動いていました
そして、経費が1年赤字でも耐えられるだけの貯蓄を準備しておく
これができると、精神的にもかなり安心です
最後に、伝えたいこと
もちろん、ここに書いたこと以外にもたくさんあります
内装、スタッフの教育、予約システム、SNS発信、競合店チェック……話し始めたらキリがないほど
でも、まずはこの3つを押さえるだけでも、経営の地盤はぐっと安定すると思います
そして、私の好きな言葉をひとつ
「売上は全てを癒す」
やっぱり、現実を変えるには「売上」を作ること
売上があれば、選択肢が広がる
人間関係も安定するし、未来の計画も立てられる
自分にもスタッフにも余裕が生まれるんです
大丈夫。あなたは一人じゃありません
私もまだまだ学びの途中だけど、一緒にがんばりましょう♡
今日もスンバラしい一日になりますように♡
読んでくれて、ありがとうございました
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